SHERLOCK
ほんとに、まじで何もすることなくて、いや実際にはやるべきことは沢山あるんだけど、やりたいことは無くて、木金土とテレビしか観てません。
しつこいようですが、久しぶりの月曜出勤が怖いです。いつきです。
1日に3つも記事を投稿することなんて今後あるのだろうか…無い気がする。
今回は秋の夜長にお勧めな海外ドラマを紹介しようかと思います。
そうです、SHERLOCKです。
1, SHERLOCKとは
誰もが知っているあのシャーロック・ホームズが原作となっているドラマです。
イギリスのBBCが2010年にシーズン1を発表し、2017年現在までにシーズン4が放映されています。日本ではNHK BSプレミアムで放送されており、2017年11月10日にDVDも発売されました。
各シーズン3話と特別篇1話、計10話が現在放送されています。
舞台
舞台は21世紀のイギリス、ロンドン。
原作の舞台は1880年~1900年初頭のロンドンが舞台でした。
時代が100年ほど違うだけで、場所は同じです。
場所は同じでも、100年時代が違うと罪の犯し方や操作方法が変わってきます!
これが面白い!
例えば、原作では馬車で表現されていたものがタクシーに、電報はメールに、地図はGPSに、新聞はネットニュースに、そしてワトソンのも記録も紙媒体からブログになりました。
ちなみに、原作ではシャーロックがワトソンを自分専用の『伝記作家』と呼ぶシーンがあるのですが、SHERLOCKでは自分専用のブロガーだと言っています。
原作ファンにとってはこういう原作で使われてたコアなネタをぶっこまれるのはとても嬉しいです。
主な登場人物
この人がいないと始まりません、シャーロック・ホームズ
AvengersやDoctor Strangeの主演もされているBenedict Timothy Carlton Cumberbatch(ベネティクト・カンバーバッチー)さんが演じています。
カンバ―バッチ―さんの経歴をWikiったらすごいお人でした。
父方のおじいさまが社交界のスターだったり、英国王室と血がつながってたり、演劇界ではサラブレッド…すげー。
この人が演じるシャーロック・ホームズ。私が観たホームズを演じた俳優さんの中でも、1番原作に近いと感じました。
社会不適合具合がまさに。
原作のシャーロックが現代にいたら、まさにこんな感じなんだろうな…と想像してしまうくらいです。
この人も忘れてはいけない、ジョン・H・ワトソン
言わずと知れたシャーロックの女房役ですね。
演じるのはMartin John Christopher Freeman(マーティン フリーマン)さん。
顔がとても好きです!優しそうな顔をしてますよね。
と、思って検索してみたらNEVERでまとめられてました。
可愛いと思ってるのわたしだけじゃなかった、よかった。
個人的には原作よりも できる助手 になってると思います。
シャーロックが馬鹿にするほど頭悪くないし、推理も足りなだけで外れてはないし、医師としての腕前も十分、射撃の腕前もあるし、何よりシャーロックといい関係が築けるほど人間性が優れてる。
原作のワトソンはこんなにできた奴だったっけ?と思ってしまいました。
シャーロックとあまりにも仲が良いのでゲイ説が実しやかに囁かれ、女性運は無いところも愛すべきポイントなのかもしれませんね。
ライバルの存在は忘れてはいけない、ジェームズ・モリアーティ
Andrew Scott(アンドリュー スコット)さんが演じています。
SHERLOCKの登場人物は比較的原作と登場人物の特徴が似ているのですが、モリアーティだけは違うようです。
数多くの犯罪を裏から手引きしている、シャーロックのライバルというのはまさにその通り。
違うのは彼の見た目と年齢です。
原作のモリアーティはひょろ長くて猫背、爬虫類のような容貌の中年男性なのですが、SHERLOCK内では小奇麗な比較的若い男性として描かれています。
映像的には小汚いおっさんとたたくよりも美形のお兄さんの方がウケがいいんでしょうね、きっと。
シャーロックよりもある意味やべー奴かもしれない、マイクロフト・ホームズ
Mark Gatiss(マーク ゲイティス)さん演じるシャーロックの兄貴ですね。
原作でも観察力、推理力はシャーロック以上でしたが、このドラマでもそのようです。
また、政府の重要役人であったり、来客室以外では話してはいけないなどの変わった規則があるディオゲネスクラブの会員だったりと、設定は原作に忠実です。
ワトソンが朝帰りした日にシャーロックとマイクロフトがワトソンが昨晩どのように過ごしたかを当てる描写があるのですが、マイクロフトの方がより正確に言い当てていました。
原作では正直あんまり存在感が無かったのですが、このドラマシリーズではかなり重要な役回りをしています。
科学技術が発展し、100年前より規則が厳しくなった現代だからこそ、政府の重要役人であるマイクロフトの力を借りることが多いようです。
いつき的主要人物は上記4名でしょうか。
勿論、原作同様、ホームズが唯一愛した女性アイリーンや、ベーカー街221Bの大家ハドソン夫人、スコットランドヤードのレストレード警部といった原作馴染みの登場人物も、法医学者でシャーロックに恋するモリ―などドラマオリジナルの他のキャラたちも
大活躍しています。
ストーリー展開
短編の複数の原作を組み合わせたり、長編の原作を現代風にアレンジしたりはしていますが、原作と似たようなストーリー展開になっていると思います。
その名残はタイトルにも表れていて、例えばシャーロックとワトソンの出会いかつ、シャーロックが有名になるきっかけとなった緋色の研究はピンクの研究、バスカヴィル家の犬はバスカヴィルの犬(ハウント)などわりとそのままなのもあります。
モリアーティと一騎打ちになりライヘンバッハの滝壺に落ちていった最後の事件はライヘンバッハ・ヒーローという回で原作と同じような描写がされています。
本当に原作に忠実(時代以外は)。
2, おススメポイント
1回見ればどはまりすると思うので是非とも観ていただきたい。
特に「こういうところ観てね」と思うおススメポイントをまとめてみました。
シャーロックの推理
なんせ原作はあの不朽の名作!主人公は名探偵の代名詞!推理小説の金字塔!100年以上も愛され世界各国にファンがいるシャーロック・ホームズですからね。
物語が面白くないわけないんですよね。
原作読んでいるファンや推理小説マニアなどにとっては犯人が簡単に想像できてしまうこともありますが、やっぱり面白いんですよね。
「あー、シャーロックさん、そういう推理をするのね」的な。
物語本質の犯人当て推理だけでなく、ちょっとした推理、例えば初対面のワトソンの経歴を当ててみたり、ターゲットの数日間の行動を当ててしまうシャーロックの思考にも着目です。
現代化
しつこく何度も書きましたように、基本的には原作に忠実なんです。
でも全く同じなのはつまらないじゃないですか。
そこでスパイスとして加えられたのが『現代』というキーワード。
時代が100年と少し違うだけで、異なったストーリーになっていくんですね。
いつきは原作に忠実派なのですが、時代背景が異なるSHERLOCKはとても楽しめました。
それは、登場人物の性格特性や心理描写、関係性はそのままにした原作と同じところと、時代を変えることで操作方法が変わるなどの原作との違いのバランスがちょうど良かったからだと思います。
なんか画がいい、俳優もいい
『話難しくてよくわかんない』『原作なんて読んでないし~』と思ってる方、Uターンしないでください。
SHERLOCKは映像の雰囲気も良いんです!
俳優さんたちも見目麗しいです!
個人的にはシーズン2の第1話に登場するアイリーン役Lara Pulver(ララ パルヴァー)さんがこの上なく美しいです!
『SHERLOCK』で画像検索してみてください!
きっとSHERLOCKの世界観が伝わるかと思います。
3, 個人的感想
ここまで好き放題ざざっと書いてきましたが、個人的感想としては「話むずい!」
1話90分の密度が濃いです。濃いです。
どんどん話が展開していくので、少し油断すると何度も巻き戻しする羽目になります。
今回わたしはシーズン3までをざざざっと観ただけなので、まだまだ本当の解釈に気付いてないかもしれません。
今回はTSUTAYAでDVDを借りましたが、手元に置いておきたい欲求も少なからずあるので、DVDBOXを買うかもしれません。
とりあえずは、SHERLOCKの漫画を集めることに集中したいと思います。
映画苦手な人には漫画版もお勧めです!
SHERLOCKに関して、面白い記事を見つけました。
わたしもこういう記事書きたいな…。