豚に真珠。everyday適当に奮闘。

なんかいろいろ頑張ってます(たぶん)

第二新卒が転職成功したその後

転職成功って何をもって『成功』と言っているんでしょうね?

内定を貰ってから? 入社先で馴染めたら? 出世したら?…深く考えると沼にはまりそうですね。

お疲れ様です、いつきです。

今回は「成功=無事に入社」と仮定して、入社して4週間経過した今思うことを徒然なるままに書いています。その後のなぞ知らん。今が大事。

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※「いつきって誰やねん?」と疑問に思われる方かつお時間のある方はページ下部に自己紹介記事へのリンクを貼っているのでそちらをご覧くださいませ

※関連記事のリンクも貼っていますのでお時間のある方はそちらもぜひご覧くださいませ

□前職と現職の違いにやっぱり戸惑う

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■業界が全く違う

主な相違点は上に示したまんまなのですが、前職と現職は異業界・異業種の関係にあります。異業界といっても、現職で行うアウトソーシングは人事領域が主な守備範囲なので前職と親和性はあるっちゃある感じです。

それでも商品が全く違うから、売上の目標額や1本決まった時の値段、受注までにかかる期間がまるで全然違います。

 

人材紹介は成功報酬型で求職者にお仕事を紹介し、その方が無事に入職したら予定年収×20~30%が利益として会社に入ってきます。1,000万円プレイヤーの転職を成功させても1,000万円×30%=300万円くらいしか会社に入ってきませんし、そもそもそんだけ稼ぐ人は紹介会社を利用しません。だいたい400~600万級の求職者がほとんどなので利益は120~180万円程度。120~180万円程度の求職者を月に何人も決めて売上を確保している感じです。どちらかというと薄利多売な営業モデルなのかなと思います。

また紹介して入職した求職者に再度転職先を充てようとしていると、紹介先の会社に思われるとまずいので、1回紹介した方は基本それっきりのご縁です。なので基本的には新規の求職者を相手をすることになります。※紹介先は既存が多いです

一方、アウトソーシングは1本決まると1,000~10,000万円の世界感です。受注までに要する期間は人材紹介会社と同じくらいかなと感じますが、受注するまでに強豪とコンペで争うことも多く、何件も同時に案件を進めることは少ないです。どちらかというと1本釣りなイメージ。

また、受注後に顧客のお仕事をこちらで行うので、基本的に顧客との関係は続いていきますし、継続する関係性の中で同じ顧客から違う案件を受注することも多いので必然的に既存の顧客を相手にすることになります。

 

こんな感じで業界が違うと、見えてる世界観や扱う金額の大小、業務の回し方がかなり異なってくるので、けっこう戸惑いましたし、今でも追いつけてない部分はあります。

業種の違いは未だに仕事に慣れてないから何とも言えません。

 

■業務内容が全く違う

ヒアリングする内容が違うとか、作成する資料が違うとか、数字をよりシビアに追いかけるようになったとか、ここで言いたいのはそのような細かいところじゃないんですよ。

めちゃめちゃ驚いているのは、電話営業訪問営業の違い、です。

前職でほんの少し営業もやってて東京から岡山に1日出張とかやりましたけど、数ヶ月に1度レベルの話でした。前職での顧客とのやり取りはメールか電話、どうしても顔を合わせたいならSkypeなどを利用していました。『移動して相手にお伺いする時間/経費は無駄、電話やメールで十分』という強い意思を組織としてみんなが共有していたからだと思います。

一方、現職では週に1回は顧客先に訪問します。メールでのやり取りもしますが、重要な資料などは印刷して持って行ったりしています。初回も基本は相手先にお伺いしています。相手方に訪問するとなると同じ23区なのに片道1時間とか普通にかかります。

電話やメール、重要な書類は郵送で動いていた人間からすると「え、その時間無駄じゃね?」ってなるんですよね。「どうしてもやりたいならweb会議で良いじゃん」って。とはいえ、大手の日本企業さんとかだとweb会議の為のツールは導入してても使いこなせてない現実もあるらしく致し方ない部分もあるみたいです…。

 

■社員が全く違う

典型的な社員の人物像、社長のスタンス、社員同士の仲良さ男女比、年齢比、会議の時間の使い方、全社総会の様子…書き出したらキリがないほど社内の様子は違います。

「なんでも気軽に聞ける雰囲気」「女性の管理職も活躍」「自由な私服」「基本的にフレンドリー」などの大雑把な社内の空気感は会社説明会や面接で感じ取っていたものの、実際の細かいところは入社・配属されないとさすがにわかりませんね。例えば、現職は前職に比べると会議の時間/回数も圧倒的に多いしところはマイナスだと感じます。一方でトップ層と一般社員の距離感は現職の方が近く、「この会社に貢献しよう!」と自然に思えます。転職直後だからかもしれませんが、会社への貢献意欲みたいなのは現職の方が圧倒的に高いですね。

上記の例みたいに今の会社の方が良いところと前の会社の方が良かったところ、両方それなりにあります。ですが、入社前に感じ取った大雑把な雰囲気は前職も現職も似ていて、「ここは自分に合う!」という直感は今のところ外れていないので、とりあえずは問題ないかな、と。(前職も「この会社は自分に合う!」と直感し、入社したけど全然駄目だった過去は知りません)

 

□新卒社員と中途社員は違う

■研修や周囲の期待

一般的に新卒には柔軟性中途には即戦力を求めている」と言いますが、これはあながち間違ってないと感じます。たとえ第二新卒のポテンシャル採用枠でも基本的には同じで、30代以降のベテラン中途程ではないものの、新卒よりも早く戦力になることを望まれているのは間違いありません。

その傾向は入社後約1ヶ月間の勤務時間の使い方に顕著に表れていて、新卒は3ヶ月間、名刺の渡し方や上座下座などの一般常識はもちろん、自社や自社の製品、業界の知識、部署ごとの仕事内容を学び、先輩社員ともある程度交流してから7月くらいに本配属されます。一方で第二新卒含む中途は最初の1週間で入社手続きや社内の簡単なルールを教えてもらったらすぐに現場へ駆り出されます。他部署が何をしているのか、経費などの申請ルールはやりながら覚えていくというスタイル。

社会人経験数が同じでも新卒で現職に入社した17卒の子と、ポテンシャル採用で入社した17卒(つまりわたし)ではやはり扱われ方が違うと感じます。現職の17卒は「まだ社会人3年目」という扱われ方に対し、中途の17卒は社会人経験年数なんて周囲の人は知らないので、ベテラン中途と同じような扱いをうけます。これが良いのか、悪いのかは置いといて、これが後述する『仕事へのスタンス』に影響しているのは間違いないかな、と感じています。

 

また中途だと必要以上に同期を意識しなくて済みます。

現職でも同じ17卒の子たちを勝手にライバル視してるし、なんなら社会人歴は長い16卒にも勝ちたいと思っていますが、ストレスを感じるほどではないです。

前職では26人いた同期の誰とも負けたくなくて、結果を残せている同期に醜く嫉妬もしました。一斉にスタートしたのに自分だけ遅れるのが許せなかったんでしょうね。

今はどちらかというと追いかける立場、遅れていても入社が遅かったからという言い訳もできるので精神的には楽です。でも現職の17卒、16卒には勝ちたい。 

■自身の仕事/業務に対する態度

やはり仕事に対する必死さが1番大きく違います。

大学在学中はバイトを何個か掛け持ちして「けっこう簡単にお金稼げるじゃん」「自由時間が無くなるくらいでしょ、余裕」「勉強してもお金貰えなかったのに、毎月数十万入る労働最高」とか思ってた人間なので、社会人なめてたんですよね。

「バイトと正社員は違うんだって、UNIQL〇のバイトで精神ボロボロにされたのを棚に上げてよくそんなこと思えたな」って過去の自分に言ってあげたい。

 

前職での退職促進面談をきっかけに

「仕事は自分で作り出していかないと社内での空気で精神的に死ぬ」

「給与が入らないと物理的にも死ぬ」

って思うようになったし、転職活動がなかなか進まなくて

「アピールできる能力や実績を積まないと就職できずに死ぬ」

「次もやばい職場でも逃げられずに死ぬ」

と思うようにもなったので、「何としてもこの会社で他社でも通用する実績や能力を積む、ポストを手に入れる」という心持でいます。

新卒の時と比べて生きるために会社内でポジションを獲得することがどれだけ大事かわかったから、社内の人間関係にも気を遣うようになったし、仕事に関連する勉強もしています。

 

□転職して4週間経った今、率直な感想

■転職して良かった!!!!!!

大事なので何度でも言います。転職して良かった!!!!!!

現職で軽く人事部からいじめに遭っていたので、本気で思います。

メンタルが安定しているのはSNSにも表れていて、前までは通勤/帰宅中、トイレ休憩/ランチの時にひたすら愚痴をilkaというアプリにひたすら書き込んでいたのが、最近ではそもそもilkaを夫婦喧嘩をした時くらいにしか開きません。

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※ストレス解消にilkaはとてもおススメです(詳細は関連記事へ)

 

業務に対する姿勢も前職より前向きなので、なんだか未来が明るい気がします。

転職したことで、「生きるために仕事に必死に取り組まなければ」と感じたし、仕事が失われることで精神的にも肉体的にも追い込まれてしまうタイプだと自覚できたのは良かった。

スキル/能力/実績がないと転職したくてもできない、転職するためには現職でどれだけ成長できるかが大事になってきます。今のうちに気付けて本当に良かった!

現時点での目標は

・管理職級の地位を現職で得ること(目標:3年以内、17新卒の子たちより早く)

・必要そうな資格を30歳までに取得する

です。

転職を含む、今後の自分のキャリアは常に考えていかなければいけないんだと実感しています。

そのためには、「今まで自分が何をしてきたのか(過去)」「今の自分には何ができるのか(現在)」「これから何をしていきたいのか(未来)」の3軸は月に1回、できれば週に1回は棚卸しなきゃな、と思っています。…頑張ろ。

 

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