12人の優しい日本人
土曜昼間から月曜出勤が怖いです。いつきです。
最後の最後なので、昨日に引き続き引きこもってDVDを観ています。
今回は12人の優しい日本人について書きます。
12人の優しい日本人
三谷幸喜さん脚本の映画です。1990年台に公開されました。
十二人の怒れる男のオマージュ作品となっております。
わたしは映画から知ったのですが、舞台の方が有名みたいですね。
舞台はキャストを変えて何度も公開されているみたいですね。
最初の方は三谷幸喜さん自身もご出演されていたようです。
わたしは舞台を観ていないので、映画版12人の優しい日本人について書きますね。
ストーリー
もし、日本で陪審員裁判が行われたら?という設定で物語は展開していきます。
ある事件の陪審員として招集された12人の男女がある事件の真相を探っていきます。
男性の殺人容疑がかかっている女性は有罪なのか、無罪なのか。事故なのか殺人なのか。
1つの部屋の中で12人の日本人男女が議論しながら1つの判定を出していく過程が描かれています。
登場人物
登場人物は陪審員の12名と守衛のおじさん、途中で証拠品(?)となるピザを配達してくれるお兄さんの14名です。
映画内で登場人物の名前が呼ばれることはありません。
「おい、そこのあんた」「あなた」「そこの煙草を吸っている方」など指示語を使ってお互いにコミュニケーションを取っています。
お互いの名前を呼んでいなくても違和感はありません。さすが三谷幸喜さんですね。
ちなみにエンドロールでは「陪審員2号 相島一之」のように記載されているため、最後まで登場人物の名前はわかりません。
12人の陪審員は個性が強い。
4コマ漫画でまとめてある記事を発見しました。
https://www.4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1647
キャスト
三谷幸喜さんが脚本というだけで、個人的には『観たい!!』と思うのですが、出演されている役者さんもいつきが気になっている人が揃っています。
もう名脇役ですよね!!!大好きです。
嫌みな役や憎たらしい役、少しそんな役回りが多いですが大好きです!
サスペンスなどでは殺されたり犯人だったり、とにかく脇役なのですが、この映画では主人公的ポジションです。やったね!
2,30年前の映画なので、映画内の相島さんは当然お若いのです。
昔は小賢しいリーマン役がお似合いだったのですが、今は怖い役どころも多く、この頃と比べて今の相島さんは凄味が増している気がします。
とりあえず大好きです。
かっこいいですね~、セクシーですね~。
個人的には和製ジョニー・デップだと思います。
あくまでも個人的にはです。
12人の優しい日本人でもセクシーかつミステリアスな役どころを演じています。
かなりのキーパーソン。
相島さんの次くらいに物語の重要な部分を担っていると思います。
はい!名脇役ですね。あらゆるドラマで観ます。
梶原さんはひたすら被告人の女性の無実を訴える陪審員7号を演じています。
梶原さん、岡山県出身なんですよ!
いつきも岡山出身なので、親近感!
梶原さん、心なしか今の方がお若い気がします。笑
今も昔もお美しいですね。声が可愛くて好きです。
映画内では被告人と同い年の息子がいる若い母親役を演じています。
最近はヒステリ系のマダムを演じているイメージがありますが、この映画内では天真爛漫というか、可愛らしい女性を演じています。
大好きですね。
ピザ屋のお兄さん、近藤芳正さん
エンドロールで近藤芳正と流れた時、絶対聞いたことある名前だと思っていたのですが、この方でした!
映画内では気付きませんでした。
今は大河ドラマなど様々な場所でご活躍されていますよね!
今とても活躍されている方々の若い頃を観れるというだけでも眼福です。
見どころ
1番の見どころは陪審員たちの態度の変化でしょうか。
最初はまともに議論する気もなかった陪審員たちが徐々に被告人の有罪無罪について真剣に議論するようになります。
審議をとおして、陪審員各々の家庭の事情や性格・人生観が透けて見えます。
この辺の描写、三谷さん上手いですね~。
原作の十二人の怒れる男は大学生のとき社会心理学の教授がお勧めするほど心理描写が巧みに描かれています。原作の細かいところは忘れてしまっt
心理学の勉強として観てみるのもいいかもしれませんね。
先に記した社会心理学の教授に12人の優しい日本人DVDを借りて早3年が経とうとしています…そろそろ返さなきゃほんとにまずい…。