人員整理の足音が聞こえる。
先週金曜にキャリア面談という名の人員整理面談がございました。
終わるまで恐怖でしかなかった。というかこれは9月まで月1回、あと4回も残ってるので恐怖はまだ続きます。
お疲れ様です、いつきです。
お久しぶりに適応障害/休職関連の記事を書きます。
今までも復職後の面談に関する投稿をしてるのでお暇なときにでもお読みくだされ。
『お仕事』カテゴリに入っています。(リンクを貼りつけるのがめんどかった)
そもそも面談の理由って?
他の会社ではどうかは知りませんが、弊社は社員に応じて『レベル』というものが設定されています。会社が社員に求める行動が異なってくるわけですね。
半期に1度そのレベルは見直され、お給料もレベルによって変わってきます。
次のレベルに上がれるほどの実力がついたと判断されればレベルアップできます。
新卒ちゃんは入社時に一律みんな1番下のレベルを設定されます。
社会人として基本行動が身に着いたと判断されれば次のレベルにステップアップすることができます。
通常何事もなければ1年で次のレベルに進めますが、いつきは休職2ヶ月半休職していましたからね。今年4月にレベルを上げることはできませんでした。
いつきは全く気にして無かったんですが、会社的にはそういうわけにもいかず、今回及ばれされたわけですね。
面談あるよ告知をされてから。
1週間前に現上長さらっと言われました。
上長「そういえば、今度いつきちゃんのキャリア面談することになったから」
いつき「?????」
上長に質問責めですよね。
何故?誰と?いつ?回数は?期間は?どんなことを話すの?準備すべきことは?
一つひとつ丁寧に答えてくれましたが、不安は拭えませんでした。
そらそうだわな。
上司を質問責めした後はとりあえず仲間探しをしました。
これはそんなに苦労しませんでした。
こういう面談に呼ばれそうな奴等はだいたい目星がつきます。
わたしみたいに休職から復職を遂げた子とか、営業成績が良くない子、グループで浮いていると噂の子…全社で300人程度しかいない会社ですからね。高校の一学年位の人数ですよね。
面談に呼ばれる他の子も考えるのは同じなわけで、向こうから声をかけてきてくれたので情報交換はスムーズに進みました。同期愛最高。
情報収集後から面談まで
全くもって当たり前なのですが、会社が私たちに伝える理由と本当に意図していることって別なんですよね。本音と建て前ってやつ。大人って怖いよね。
わたしは上長から「いつきちゃんが成長していくための面談だよ」と聞かされていました。
が、『人員整理面談』という一面もあることが同期から聞かされました。
いやいや、考えすぎやん?とか思わなくもない。
会社は余程のことが無い限り社員を解雇することはできません。
が、社員自ら辞めさせたくなるように仕向けることはできます。
違法か合法かは置いといて、そういうことをしている会社はあるんです。
有名なのはアリさんマークの引越社ではないでしょうか?
労働環境の劣悪さを訴えた社員を辞めさせるために、シュレッダー係に任命したあの会社ですね。
弊社はこんなにニュースになるほどアホなことはしてないけど、社員を辞めさせるための研修とかいう都市伝説みたいな研修をマネージャ陣は受けているらしく戦慄します。
そこで受ける研修の主な内容は社員が自ら会社を辞めるように誘導していくことらしいです。こんなんマジであるんか、って感じですけどね。
実際の面談は…
直属の上司とわたしと人事部長と面談に臨みました。
とりあえず聞かれそうな質問の答えはなんとなく用意して、いつも社内で使用している言葉遣いよりも固めの口調を心掛け、何か言われても否定から入らないように気を付けて、今仕事が自分が仕事をできてるのは周囲のサポートのおかげであることを全面に出し、休職したときはご迷惑をおかけしたと謝罪して、ひたすら謙虚でいることに努めていたら1時間の面談予定が30分で終わりました。
ええ、完全勝利です!!!!!
一方同期は、かなり一方的に詰問されたり、人格否定されたり、挙句の果てには「貴女には何もしてあげられないわ」とまで言われたそうです。
1時間詰問された友人と30分で良い感じに終わったわたしの違いは何だったのか?
いろいろ考えらますが主に3つの要因があったと思います。
1つ目は、上司の差。
運が良いことにわたしの上司って根回しが上手なんですよね。
面談が始まる前に、わたしに対しては「こういうこと話すよ」ってことをさらっと教えてくれ、人事部長には「いつきちゃんはこういう子だよ」ってのを吹き込んでくれていたみたいです。
きついこと言われるかもしれない、と前もって伝えてくれたおかげでわたしも心の準備が出来ましたし、上長から吹き込まれた言葉により人事部長も面談ではあまり深く突っ込んできませんでした。
鋭いことを言われても上司が良い感じでカバーしてくれたので、大きい事故にはつながりませんでした。
一方、友人たちは面談まえに上司との打ち合わせは全くなかったそうです。
面談中に一方的に人事部長から詰問され、それに耐えるだけの時間となっていたとのこと。やはりどの上司の下にいるかはとても大事なんだなと思いました。
そして、上司は敵に回してはいけない、いざという時に助けてくれないというのも学びました。
2つ目は、日ごろの人事部長との関係性。
人事部長も人間ですからね、嫌いな奴は会社から追い出したいと思っていても不思議ではないんですよ。
わたしは特に人事部長との仲が良いわけでも悪いわけでもありませんが、友人は人事部長との仲が激しく悪かったようです。
今回のキャリア面談以前にもいろいろと人事部長とバトルしており、今回の面談でも例に漏れず意見交換という名の口喧嘩をしたようです。
1つ目と通じますが、上席の人には嫌われないのが吉です。
お気に入りにならなくていい、ただ嫌われないようにすることが重要なんです。
何度でも言いますが、奴らは敵に回したら超怖い。
3つ目は、人事部長の人となりを知っていること。
前もって先輩社員からあの人はどういう性格だ、あの人はこういうことを嫌う…みたいな情報を仕入れておくのって大事です。いつきは今回痛感しました。
前々からいろんな人から、人事部長はどういうコミュニケーションを好むのか、どういう人と仲が良いのかの情報を仕入れていたので、上述のように面談中は人事部長の地雷を踏まないように気を付けながらやり過ごしました。
1~3を通して全体的に言えるのは、上司を味方に付けなくても良い、ただ敵にはなってはいけない。ってことです。
勿論味方になってくれるに越したことはないけど、敵になってはいけないのです。
だって上司も人間だから!!!!!
こんな感じでキャリア面談と言う名の人員整理面談1stは乗り切りました。
…そう、この面談、今後何回もあるらしいのです。恐怖。
実際、いつきは明日までに面談を通じて考えたお仕事プランを人事に提出しなければいけません。
この面談の表向きの意義は、社員のレベルを上げることですからね。
人員整理面談2ndを乗り切るために、これからどうしていこうか考えようと思います。
(結局、ろくなアイディアは浮かばないけどな…)