豚に真珠。everyday適当に奮闘。

なんかいろいろ頑張ってます(たぶん)

『勉強すれば将来安泰』は嘘である。

3連休だからブログ更新頑張ってみる。

お疲れ様です、いつきです。

最近、「学生時代に何をしていれば幸せになっていたのだろう?」とぼんやり考えることが多くてですね、自然と『学歴とキャリア』について思いを馳せしまっているので、そのことについて書きますね。

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◆偏差値が高い大学に入れば幸せが手に入ると思ってた

小さい頃から頭の良い学校に入学することを求められていました。

母からは「わたしの娘だから貴女は賢い」と言われて育ちました。

父はそこまで良い成績を求めなかったけど、母も母方の祖父母も教育熱心で、小さい頃から刷り込まれるように「今している勉強は将来の投資だ。今はつらいかもしれないけど、将来は必ず『勉強して良かった』と思う。学歴が良い方が年収は高いし、幸せだ。」と言われて育ちました。小さい頃から「偏差値の高い学校に入学すること」が目標だったし、そうなることが当然でした。事実、地元で1番の進学校にわたしは入学しました。

 

当時は高校に入りさえすれば当面の間は勉強から解放されると思っていました。

というか特に勉強しなくてもなんとかなると思っていました。

中学までは特に勉強しなくても授業も無理なくついていくことが出来たし、テストで良い点数を取ることが出来ました。高校受験の勉強もそんなに苦労した記憶はありません。

でも県で1番の進学校の勉強はそんなに甘くなくて、全国を目指す部活も忙しくて最初は中の上くらいだった成績も下から1桁番目を取ったり…。

学校の先生たちは県内随一の進学校で教鞭をとることが誇りだったみたいで、自分の生徒を有名な大学に入れることを使命に感じていたようでした。ことあるごとに「偏差値高い学校に入ることで将来が開ける。高学歴ほど将来の選択肢が多い。特に夢が無いなら、夢が出来た時のために偏差値の高い大学に入れ。」的なことを言っていたような気がします。

同じようなことを小さいときから言われていたので、わたしはその言葉に疑いを持ちませんでした。

「学歴が高くなれば、偏差値が高い大学に入れば安定した将来が手に入る」と確信していました。だから1浪して旧帝大レベルの国立大学に入学しました。

 

◆日本は未だに学歴社会なのか

少し前までは『受験戦争』だとか『学閥』といった言葉があるように、入学した大学で将来が決まることがあったと思います。

少し前までは、わたしも母や祖父や学校の先生からの刷り込みもあって学歴で人生が決まると思っていました。でも最近、「本当にそうなの?」って気持ちが強くなってきているんです。

確かに新卒でいわゆる大企業だとか学生に人気な会社に入ろうとすると学歴は大きな壁にもなるし心強い翼にもなるかと思います。どんな大企業でも業績不振で倒産するのがおかしくない今、新卒の会社に長く勤めるというのは難しいと思うんです。いろいろと現実的じゃない。会社人として勤める40数年、どこかで転職を経験する可能性が高いです。おそらくこれからの時代、転職を1回も経験しない、なんて人はかなりのレアキャラになるんじゃないでしょうか。

確かに新卒だと学歴も大事になってくるけど、転職で重視されるのは前職の実績です。というか新卒だってサークル活動とか部活動とかバイトとか勉学以外のこともアピールしないといけないわけで、純粋に学歴だけで良い会社に入れるわけじゃないんですよね。

 

学歴なくても成功している人なんて、学歴社会と言われるこの日本でも沢山います。

スポーツ選手や芸能界なんてその最たる例じゃないですか。zozoの前澤友作さんだって大学行ってない。ホリエモンだって東大を中退しているので高卒です。

今活躍している人は勉学から何か生み出したわけじゃなく、勉学以外のところで生み出した何かで生きていると思うんですよね。

例えば、脚本家とか音楽家に学歴は必要ないように思えます。株や投資の方法なんて学校では習わないし、何かしらの趣味が高じて収入源になっている人がほとんどなんです。そもそも会社に入ってやる仕事に特別勉学の必要性を感じないんですよね。

 

◆平凡な人間ほど学歴は必要

医師や教師は大学行かなきゃなれないですよ?でもほとんどの職業は学歴なんて勉強なんてものは必須じゃないんですよね。それでも学歴は必要な人種っているんです。

そう、平凡な人。突出したことが無い人にとっては学歴は高みに連れて行ってくれる翼になります。先述とは真反対のことを言っていますよね、わかります。

スポーツマンや経営者にも高卒の人は沢山いるって話を書いたけど、彼らは突出した人間です。沢山いるけど割合的には一握りなわけで。「お前はその一握りになれるか?」と問われれば答えはNoなわけで。大多数にとっては難しいのには変わりない。

じゃあ特別な何かを持ってない人は何をすればいいかというと、自分を他者と差別化するのにてっとり早いのが学歴なんですよね。将来への投資としては1番コストが良い。

それなりの学歴を得るためには学生時代にそれなりの時間を勉強に費やさなくてはいけません。それでも他のものよりは応用が効きやすいです。

例えばプロのピアニストや野球選手になろうと思ったら、幼少期から莫大な練習時間と費用をかけてそれでもなれない人がいるじゃないですか。勉強は基本的に学校だけでなんとかなります。進学塾に通う人もいるだろうけど、プロの音楽家やスポーツ選手を目指す人よりは投資額が少なくて済みます。勉強時間もそれほどじゃない。

 

人格形成で最も重要なのは幼少期、思春期の環境だと思うです。

偏見MAXなのを承知で申し上げると、高校だけを出るよりも大学も通った方が経験が増えて将来の肥やしになると思うんです。

学歴は関係ないと言っても優秀な人は偏差値高い大学に集まるわけでして、優秀な人に囲まれることで刺激されて自分も高められるってのはよくある話で。

なりたい理想の自分に近付くためには孤軍奮闘するよりも同じような目標を持つ人に囲まれた方が精神的に楽に頑張れると思うんですよね。

良い環境を手に入れやすいという意味でも平凡な人にとって学歴は大事。

 

◆『高学歴ほど将来の選択肢は多い』なんて嘘っぱち…?

「偏差値が高い学校に入れれば自動的に将来幸せになれる」って思ってたわたしにとっては『高学歴ほど将来の選択肢は多い』って真っ赤な嘘やん!って感じです。母親や高校の先生には騙されたー!って思いが無いわけでもない。

でも、よく考えると平凡なわたしにとってみれば学歴という足下駄があってこそ今のわたしが成立するわけで、学歴以外何も取り柄は思いつかないけど生きていられるのはつまりそういうことなんでしょう、

今の世の中SNSのおかげで学力よりも自己プロデュース力とやらが必要何じゃないかなと感じています。Youtuberとかね。

でも学歴は無いよりはあるに越したことはないし、学歴あってもなくても懸命に生きていかなきゃいけない事実には変わりない。学歴至上主義の母と祖父の影響か、未でも学歴を気にする自分に辟易します。学歴を得た自分なんて所詮過去の栄光なので、そんなこと気にせず今は実績を積み上げていきたいなんて思うんですよね。何の実績を積み上げるかは決めてませんけど…。